エポプロステノール静注用「ACT」をご使用の皆さまへ


「肺高血圧症インフォ(患者さま、ご家族の皆さまへ)」は、患者さまやご家族の皆さまに肺高血圧症の疾患情報やエポプロステノール持続静注療法の情報などをご紹介するサイトです。あなたは肺高血圧症の診断を受け、エポプロステノール静注用「ACT」を投与されている、またはエポプロステノール静注用「ACT」の投与を受ける予定がある患者さんならびにご家族の方ですか?



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エポプロステノール静注用「ACT」について

特徴

  • 体内で作られるプロスタグランジンI2(プロスタサイクリン)を含む注射剤です。
  • 効果を持続させるために持続点滴投与する必要があります。

作用

  • 1)血管拡張作用
    肺の血管を拡げることで肺動脈圧を下げ、血液を流れやすくします。
  • 2)血小板凝集抑制作用
    肺の血管内で血小板が集まり血液の塊ができ血管がつまるのを防ぎます。

    これらの作用から、エポプロステノール静注用「ACT」の投与により、肺動脈性肺高血圧症の症状の改善が期待できます。

治療方法

  • 原則として入院で行われますが、病状が改善し安定した場合は、主治医の判断と本人の意志により、
    携帯型精密輸液ポンプを用いて自宅で持続静注療法を行うことができます。
  • 自宅で治療を行う場合には、エポプロステノール静注用「ACT」の調製や投与法、使用する器具の操作などを、十分に訓練・習得する必要があります。

主な副作用

  • 主な副作用として、潮紅、動悸、下痢、腹痛、吐き気、嘔吐、顎痛、関節痛、頭痛、手のしびれ、感覚鈍麻、出血、発疹、胸がしめつけられる感じなどが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
  • まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。 このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。

      ・立ちくらみ、めまい、顔面蒼白 [過度の血圧低下、過度の徐脈、意識喪失などのショック状態、尿量減少]
      ・体動時の動悸、呼吸困難、起坐呼吸 [肺水腫]
      ・発汗、体重減少、頻脈 [甲状腺機能亢進症]
  • 上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。