エポプロステノール静注用「ヤンセン」をご使用の皆さまへ


「肺高血圧症インフォ(患者さま、ご家族の皆さまへ)」は、患者さまやご家族の皆さまに肺高血圧症の疾患情報やエポプロステノール持続静注療法の情報などをご紹介するサイトです。あなたは肺高血圧症の診断を受け、エポプロステノール静注用「ヤンセン」を投与されている、またはエポプロステノール静注用「ヤンセン」の投与を受ける予定がある患者さんならびにご家族の方ですか?



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新しいポンプの準備をする

ポンプは常に複数台借り受けています。毎日交換することで、正常に作動することのチェックにもなります。仮に1台が故障しても、他の1台で治療を続けることが可能です。故障した場合は、在宅医療支援会社もしくは専門医へお電話をお願いします。



①電源を入れる

1)新しいポンプにはずしておいた電池を入れます。なお、電池は必ずアルカリ乾電池(単3)を使用してください。

2)ポンプの「ON/OFF」キーを長押しします。画面にポンプの設定が順番に表示されます。

3)「ストップ」の文字が出ることを確認してください。


②ロックレべルの設定

1)ポンプの「ロック」キーを押します。

2)画面に「ロック レべル LLO」の文字が出ることを確認してください。

3)「スクロール」キー を1度押し、「ストップ」の画面に戻します。


③薬液量の設定

1)ポンプの「スクロール」キーを押し、「リザーバ ヨウリョウ」の文字が出ることを確認します。

2)「△▽」キーで、カセット内の薬液量を入力します *前回の薬液量と同じ場合は「入力/リセット」キーを押すと、同じ設定量が表示されます。 注)投与量は投与速度×24時間です。わからない場合は必ず医師に確認しましょう。

3)投与量を入力したら「入力/リセット」キーを押します。押し忘れると「セッテイガ セーブサレテイマセン」と表示されます。


④投与速度の設定

1)ポンプの「スクロール」キーを押し 、「トウヨ ソクド」の文字が出ることを確認します。

2)「△▽」キーで、指示された投与速度(1時間あたりの薬液流量)を入力します。

3)投与速度を入力したら「入力/リセット」キーを押します。押し忘れると「セッテイガ セーブ サレテイマセン」と表示されます。


⑤投与済み用量のリセット

1)ポンプの「スクロール」キーを押し 、「トウヨ ズミ」の文字と薬液量が表示されることを確認します。

2)「入力/リセット」キーを押し 、「トウヨ ズミ 0.00mL」と表示されることを確認します。


⑥気泡検知確認、アップストリームセンサ、閉塞検知感度の設定

1)ポンプの「 スクロール」キーを押し、順次表示させます。

2)「キホウ ケンチ Off」と表示されることを確認します。

3)「アップストリーム センサ Off」と表示されることを確認します。

4)「ヘイソクケンチカンドHigh」と表示されることを確認します。


⑦設定終了

1)ポンプの「スクロール」キーを押し、「ストップ」画面にする。

2)「ON/OFF」キーを長押しし、電源を切ります。「デンゲンOFF ●●●● ●●●● ●●●●」と表示されることを確認します。 注)電源を切らずに作業を進めるとアラームが出る場合があります。



ムービーによる作業解説はこちら